2017年1月18日水曜日

すごいです💛

こんにちは☆のぞみの家です!!

「すごいです💛」

昼ごはんが終わる頃、長田さんが「今何時だ?」と聞きました。答えると、「30分後、大地震が起きた時間だ。」とのこと。1944年12月7日、午後1時36分、東南海地震が起きたのは終戦の前の年、長田さんが9歳の時でした。

 長田さんはその時、お母さんと映画館で戦争の映画を観ていました。天井が崩れそうになった映画館の非常口から、お母さんにおんぶされて外に出ると、道の両側の家が、全部倒れて道もない状態だったそうです。 

 それから1ヶ月くらい余震が続く日があり、東南海地震から1か月後1945年1月13日には三河地震が発生し多くの人が亡くなりました。

 長田さんの家は倒壊を免れたものの、余震が続いたため、近所の人たちと、田んぼに小屋を建て、しばらく一緒に暮らしました。水は、そのころはみんな井戸だったので困らなかったそうですが、寒い時期、救援体制も整っていない時代に起きた震災で、障がいがある子どもと母親はどんなに大変だったでしょう。

 大野さんは、小さい頃、お兄ちゃんが寝ていた布団の足元に、{爆弾}(=焼夷弾?)が落ちてきた話や、伊勢湾台風の時は家の中で傘をさしてご飯を食べた話を面白おかしく話してくれますが、そんなものすごい時代を生き抜いてきた住人さん達の人生に頭が下がるばかりです。
のぞみの家 倉科

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